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2006年6月26日 (月)

北海道のロケット開発支援企業

先日、バッテリー式マグネットで世界シェア9割を占めている北海道赤平市の植松電機の植松専務のお話をお伺いする機会がありました。
私の知っている植松電機さんは「CAMUI(カムイ)型ハイブリッドロケット」を全面支援して、工場内に実験施設を設けていることぐらいでした。

でも、話を伺ってビックリ。私の受けた印象は「たまたまロケットのお手伝いをした」のではなく、「ロケット実験に不可欠な植松さんに逢うべくして出会った」と感じた次第です。

さて、世界シェアの9割を占めるマグネット販売ですが、経営哲学は「売らない」「工場稼働率を高めない」「お客様の言うとおりにしない」「高いものを売る」などなど、それぞれの説明を受ければ、なるほどなんですが、大変ユニークな取組をなさってます。
商品を販売するとアフターフォローが必要になりますが、植松製品は「壊れないもの」「もし壊れてもお客様に直してもらえる製品」でアフターフォローを不要にしたんだそうです。また、15年先を見た設計思想をもち、他のメーカーとは同じ土俵に乗らないで、今のポジションを確立したということです。脱帽。

また、チャレンジ精神も旺盛で、ロケット実験、無重力実験装置など、「ないなら作ろう」の精神で、驚いたのは2億円する真空装置を、自前で作って30万円でできたということです。技術力も相当ですが、2億円で売却する既存メーカーも凄いですね。(^^;)

後半は、いじめ問題は、自信を与えることで解決すること、現在の消費型社会はまるで「パチンコ屋」のようにパチンコを打ち続けることで成り立っているといった、お話を楽しく講演くださいました。

世界のトップに立っている企業は、なるほどユニークな思想をもっていると感じた次第です。
これまでに様々な失敗や苦労を経験し、克服したからこその境地なのでしょうね。
これからも本業とロケット開発に、ご活躍をご祈念申し上げます。

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