農業学習記2
前回、小松菜の播種をして、2週間が経過しました。
写真がその様子。しっかりと芽が出てます。当たり前ですが、嬉しいですね。
さて、今回は間引き作業です。適当に播種し芽が出たものを5cm間隔に1本を残すという作業です。
イチゴ用パックに間引いた苗を入れていますが、概ね2/3は間引いてしまいました。
この間引いた種と間引き作業時間はコストになるわけで、極力削減することがプロの農家だということです。
ただ、成長する際は1本で成長するより、競い合う方が成長が早いという経験則もあるそうで、最初から5センチ間隔で種を播くことはないそうです。
一方で、密集しすぎると成長が鈍化するそうで、今回の間引きで一気に成長をするということです。
最終的には12cm間隔にするんだったかしら??
今回の作業は「誘引」と表現してましたが、トマトが倒れないように、ひもを張って、それに茎を絡ませる作業です。
ハウスですので、このように簡便な方法で対処できますが、露地では支柱を立てなければなりませんね。
それにしても、こちらのトマトも2週間であっというまに大きくなりました。
誘引作業が終わったあと、余分な枝をつくる「わき芽」をつみ取って終わりです。
このわき芽を取らないと、無駄な栄養が消費され、大きな実が付かないそうです。そういった意味からも極力早い段階でとるのが理想ということです。
最後はキュウリですが、右側が前回の写真、左側が2週間後の今回の写真です。
みごとに成長しています。
キュウリはトマトとは違い、ネットを垂直に張ることで、ツルが自然にからみついていくそうです。なるほど、なるほど。
さてさて、そして今回の一番大切なこと。それは「雨の日に畑にはいるな」です。
畑の土が踏みつけられて硬くなるし、わき芽を取った傷口からウイルスが入る可能性があるからです。
一つ一つの仕事はそんなに難しくないのですが、細かいところをすぐ忘れてしまいそうで心配です。
でも、教科書で習うより、数倍身に付くのは間違いありません。
このようにブログに書くことで復習にあてたいと思います。
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