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2006年7月26日 (水)

石狩川:本庄陸男氏

明治初期の開拓民を題材にした当別町出身の小説家本庄陸男さんの歴史小説「石狩川」を読みました。

北海道出身ではない私は北海道の歴史について、周りの方々よりも弱いのです。

札幌市のシティガイド検定を受検した際に、明治初期の歴史について、概要程度は学んだのですが、通り一辺倒で薄っぺらな知識でしかありません。

そこで、まずはと思い立ち、この石狩川を選んでみました。

仙台藩伊達一族の一城主であった伊達邦直とその家来が、新政府発足の混乱の中、多数の反対を押し切り新天地を求めて当別の地を切り開くというものです。興味のある方はお読み下さい。

当時の混乱と開拓民の苦労がほんの少し理解できた気がしています。そもそも伊達氏は殿様で家来は武士の身分であり、農業は素人の集団です。その人々が協力して、今では想像もつかない鬱蒼とした森を切り開き、豊かな田園に変えていったのです。

北海道開拓は今では想像ができないくらい困難を極めたものだったのでしょうね。あらためて人間の能力、志の力を感じた次第です。

過去の歴史に触れて、思考が少々跳躍しますが、過去のそういった方々の努力を土台に今の生活を享受しているということを忘れず、そして、未来に向かってどのような環境を次世代に残していけるかを、少しは考えてみたいという思いに駆られました。

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コメント

何事も志というのはとても大切なのですよね。
最近の世相として、志をもって何かをなすということ、
志自体をもたずして、生きている人々が多いのでしょうね。
かく言う私もその一人かもしれません。
日本に生まれ、この時代に生まれ、何をなして、自らの人生とするのか。
本当につくづく考えさせられるこの頃なのです。

投稿: ninjya | 2006年7月26日 (水) 09時01分

ninjyaさんどうもです。生活が豊かになり安定してますので、志がなくても生活ができるってことは良いことなのでしょうけれども。
私の周りには、ninjyaさんも含め、行動に移している方々が大勢います。
わたしも「公」に対してできることを考えたいと思っておりますが・・・。

投稿: たびびと | 2006年7月26日 (水) 11時05分

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